【完全ガイド】LED電球への交換|失敗しない選び方と注意点を徹底解説

電球を取り換えている女性
ほのか

家の電球をLEDに替えたいけど、種類が多くてどれを選べばいいかわからない…

LED電球は省エネで長寿命とメリットが多い反面、選び方を間違えると「暗すぎた」「器具に取り付けられなかった」といった失敗も起こりがちです。

この記事では、照明メーカーに勤務している私が、LED電球への交換で後悔しないために、失敗しない選び方のステップと、見落としがちな注意点を徹底解説します。ご自宅にぴったりのLED電球を見つけて、快適でお得な明かりを手に入れましょう!

この記事でわかること
  • LED電球の6つの選び方ステップ(口金サイズ、明るさ、光色、配光など)
  • 明るさの選び方で最も重要な「ルーメン(lm)」の見方と電球の種類別の目安
  • 照明器具別(ペンダント、ダウンライト、浴室灯など)に適したLED電球の特徴
  • 調光器対応や密閉形器具対応などの特殊機能が必要な場所と選び方
  • LED電球交換による電気代節約効果と投資回収期間の計算例
  • LED電球交換時の具体的な手順と失敗しないコツ
  • よくある失敗例とその防ぎ方
  • 人気メーカー別のLED電球の特徴比較
目次

はじめに:なぜ今、LED電球への交換がおすすめなのか?

近年、家庭の照明をLED電球に交換する動きが加速しています。その背景には、地球環境への配慮や電気代節約への関心の高まりがあります。LED電球には、従来の白熱電球や電球形蛍光灯にはない、たくさんのメリットがあるのです。

LED電球の主なメリット

LED電球
  • 電気代を大幅削減!: 消費電力が少ないため、電気代をぐっと抑えられます。一般的な60W形相当のLED電球は、実際の消費電力が7~9W程度。年間で考えると、1つの電球あたり1,000円以上の節約になることも!
  • 交換の手間が激減!: 寿命が非常に長く、一度交換すれば長期間使い続けられます。40,000時間という寿命は、1日10時間使用しても約11年間交換不要という計算になります。
  • 環境にやさしい: 消費電力が少ない=CO2排出量削減。水銀も含まないため、環境負荷が小さいです。特に、近年のSDGsへの取り組みとしても注目されています。
  • すぐに明るく、点滅に強い: スイッチを入れるとすぐに最大輝度で点灯し、頻繁なオンオフにも強いです。蛍光灯のように点灯までに時間がかかることがなく、ストレスフリーです。
  • 紫外線・赤外線が少ない: 虫が寄りにくく、照射物の色あせも抑えられます。特に夏場の玄関灯や外灯として最適です。
  • 発熱が少ない: 白熱電球と比べて発熱が少ないため、特に夏場の室温上昇を抑えられます。これにより、間接的にエアコンの電気代削減にもつながります。

LED電球のデメリットと対処法

イルミン博士

一方で、いくつかのデメリットも知っておく必要があります。

  • 初期投資が必要: 従来の電球より購入価格は高め(1個あたり数百円~2,000円程度)。ただし、長寿命と電気代削減で長期的にはお得です。複数個同時に購入する場合は、まとめ買いでお得になる場合もあります。
  • 種類が多すぎて選びにくい: これについては、この記事で解決していきます!
  • 熱に弱い: LEDは熱に弱いため、密閉された器具断熱材に囲まれた環境では、専用の対応品を選ぶ必要があります。
  • 一部の調光器に対応していない調光機能を使いたい場合は、必ず「調光器対応」のものを選びましょう。

家電量販店などでLED電球を購入されるお客様の中には、特定の照明器具(調光機能付き、密閉形器具など)には専用のLED電球が必要であることをご存じない方も少なくありません。

たむぞう

その結果、適合しない電球を選んでしまい、「買ってすぐに電球が切れてしまった…」というケースも実際にあります。

後悔しないために!LED電球を選ぶ前のチェックポイント

LED電球を購入する前に、まず現在お使いの照明器具と電球をしっかり確認しましょう。ここを怠ると、せっかく買ったLED電球が無駄になってしまうことも…。

最重要:口金(くちがね)サイズ

電球の口金サイズ4種類

電球の根元にある金属部分の直径です。日本で一般的なのは「E26」(直径26mm)と「E17」(直径17mm)です。

イルミン博士

必ず確認してください!

一般的に、リビングや廊下の天井照明、フロアスタンドなどは「E26」が多く、ダウンライトやシャンデリア、小型のスタンドなどには「E17」が多く使われています。

電球本体や照明器具の取扱説明書に記載されていることが多いです。不明な場合は、定規などで測ってみましょう。 サイズが違うと物理的に取り付けできません。

他にも、GX53(ダウンライト用)やG13(直管蛍光灯用)など特殊な口金もありますが、これらは専用のLED照明を選ぶ必要があります。

電球の形状・サイズ

LED電球は、従来の電球と同じ形状でも、サイズが微妙に大きいことがあります。特に、カバー付きの照明器具の場合、LED電球がカバーに接触して取り付けられないケースがあります。

電球交換

ダウンライトや密閉型器具などで使用されている電球型蛍光灯をLED電球に買い替える場合、一般的なA形のLED電球ではサイズが合わず、取り付けできないことがあります。そういった場合には、密閉器具対応のT形タイプのLED電球を選ぶ必要があります。

たむぞう

家電量販店では、サイズを確認せずに購入し、取り付けできなかったために再来店されるお客様が意外と多くいらっしゃいます。

現在使っている電球の全長や最大径を測っておくと安心です。特に、E17口金のシャンデリア電球や小型電球では、形状の違いが問題になりやすいので注意しましょう。

調光器の有無

壁のスイッチに調光機能(明るさを調節するつまみやボタン)がある場合や、リモコンで明るさ調節ができる照明器具の場合は、必ず「調光器対応」のLED電球を選ぶ必要があります。

【徹底解説】失敗しないLED電球の選び方 6つのステップ

さあ、いよいよLED電球を選んでいきましょう!以下のステップに沿って確認すれば、失敗を防げます。

ステップ1:明るさ(ルーメン / lm)を選ぶ

LED電球選びで一番迷うのが「明るさ」かもしれません。でも大丈夫、ポイントを押さえれば簡単です!

本当の明るさは「ルーメン(lm)」で判断する

ルーメン(lm)は「明るさ」、ワット(W)は「消費電力」

従来の電球では「ワット(W)」で明るさを判断することが一般的でしたが、実はこれは電気の消費量を表すもの。省エネ性能に優れたLEDでは、消費電力(W数)は明るさの正確な目安にはなりません。

LED電球のパッケージには必ず「○○○ lm」という表示があります。これが「全光束」、つまり電球から放出される光の総量を示す単位です。この数値が大きいほど明るいと覚えておきましょう。

例えば、8W程度の消費電力のLED電球で、従来の60W形白熱電球と同等の明るさを実現できます。このように、消費電力と明るさの関係が大きく変わったため、明確な基準が必要になりました。

「○○W形相当」表示の意味

パッケージに書かれている「60W形相当」などの表示は、「従来の○○W電球とほぼ同じ明るさです」という目安です。

イルミン博士

白熱電球の時代に慣れた方向けの”翻訳“のようなものと考えるとわかりやすいでしょう。

LED電球登場初期は、メーカー間で表示基準が統一されておらず、「○W相当なのに思ったより暗い」といった混乱も見られました。そこで、一般社団法人 日本照明工業会が「電球形LEDランプ性能表示等のガイドライン」を作成し、明確な基準を設けています。

一般電球(E26口金)との関係

一般電球電球形LEDランプ
20形170ℓm(ルーメン)以上
30形325ℓm(ルーメン)以上
40形485ℓm(ルーメン)以上
60形810ℓm(ルーメン)以上
80形1160ℓm(ルーメン)以上
100形1520ℓm(ルーメン)以上
150形2400ℓm(ルーメン)以上
200形3330ℓm(ルーメン)以上

一般電球(E17口金)との関係

小形電球電球形LEDランプ
25形230ℓm(ルーメン)以上
40形440ℓm(ルーメン)以上
50形600ℓm(ルーメン)以上
60形760ℓm(ルーメン)以上
75形1000ℓm(ルーメン)以上
100形1430ℓm(ルーメン)以上

ボール電球との関係

ボール電球電球形LEDランプ
25形180ℓm(ルーメン)以上
40形400ℓm(ルーメン)以上
60形700ℓm(ルーメン)以上
100形1340ℓm(ルーメン)以上

選び方のコツ

  1. まず、交換したい電球の口金サイズ(E26かE17か)を確認します。
  2. 次に、その電球に書かれているW数(ワット数)を確認します。(例:「60W」)
  3. 上の目安で、該当する口金サイズとW数のルーメン数(例:E26で60W形なら 810 lm 以上)を確認し、この数値以上のLED電球を選びます。

ステップ2:光の色(光色 / K)を選ぶ

電球の色のカラーチャート

LED電球は、光の色を細かく選べるのも魅力です。光色は「ケルビン(K)」という単位で表され、主に以下の種類があります。

  • 電球色(約2700K~3000K): 暖かみのあるオレンジ色の光。リラックスしたい空間(リビング、寝室、和室など)におすすめ。料理を美味しく見せる効果も。
  • 温白色(約3500K): 電球色と昼白色の中間。自然で落ち着いた雰囲気。
  • 白色(約4200K): やや黄みがかった白い光。
  • 昼白色(約5000K): 太陽光に近い自然な白い光。どんな部屋にも合わせやすく、最も標準的。リビング、キッチン、洗面所などにおすすめ。
  • 昼光色(約6500K): 青みがかった最も明るい白い光。集中力を高めたい場所(勉強部屋、書斎、オフィスなど)や、細かい作業をする場所に向いています。

光色の選び方のコツ

部屋の雰囲気づくり

  • リラックス空間:電球色(2700K~3000K)
  • 落ち着いた作業空間:温白色(3500K)
  • 明るく活動的な空間:昼白色(5000K)
  • 集中力が必要な空間:昼光色(6500K)

インテリアとの調和

  • 木製家具や和室:電球色が温かみを強調
  • モダンでシンプルな空間:昼白色がクリーンな印象を演出
  • 白を基調としたインテリア:昼光色が爽やかさを引き立てる

実は、同じ明るさ(ルーメン数)でも、色温度が高い(青白い光)ほど明るく感じる傾向があります。そのため、同じルーメン数なら、昼光色は電球色より明るく感じることが多いです。

調色機能付きLED電球という選択肢

最近は、リモコン操作で光色を変えられる「調色機能付き」のLED電球も人気です。時間帯や用途に応じて、電球色から昼光色まで自由に切り替えられるため、1つで多様なシーンに対応できます。

ステップ3:光の広がり方(配光タイプ)を選ぶ

光の広がり

LED電球は、光がどの方向に広がるか(配光)も選べます。照明器具に合わせて適切なタイプを選ばないと、暗く感じることがあります。

  • 全方向タイプ(配光角 約260°~): 白熱電球のように、ほぼ全ての方向に光が広がる。リビングのペンダントライトなど、空間全体を照らす器具におすすめ。
  • 広配光タイプ(配光角 約180°~): 横方向にもしっかり光が広がる。シーリングライトや、多くの器具に使いやすい万能タイプ。
  • 下方向タイプ(配光角 約120°~140°): 光が下方向に集中する。ダウンライトやスポットライトなど、真下を明るく照らしたい器具におすすめ。

ステップ4:【重要】照明器具の種類に合わせた推奨スペックを確認する

照明器具の種類によって、適した「配光タイプ」や、後述する「機能」(調光器対応、密閉形器具対応など)が異なります。

照明器具別 おすすめLED電球スペック一覧表

照明器具推奨配光タイプ必要な対応機能おすすめ明るさ(E26)その他ポイント
ペンダントライト(傘なし/上向き)全方向タイプ調光器が付いていれば調光対応60W形相当(810lm)~光色は部屋の雰囲気に合わせて
ペンダントライト(下向き)広配光/下方向同上同上傘の大きさにより選択
シーリングライト広配光タイプ同上同上サイズに注意
ダウンライト下方向タイプ断熱材施工器具対応(天井に断熱材があれば)60W形相当(810lm)~器具の奥行きを確認
スポットライト下方向タイプ同上40~60W形相当ビーム角度も確認
浴室灯広配光タイプ密閉形器具対応60W形相当(810lm)~防湿性も確認
外灯・門灯広配光タイプ密閉形器具対応40~60W形相当防水性も確認
シャンデリア全方向タイプ調光器対応(必要な場合)E17で40W形相当(440lm)程度~装飾性と小型サイズに注意

ステップ5:サイズと形状を確認する

LED電球種類

ステップ2でも触れましたが、最終確認として、選んだLED電球の全長と最大径が、照明器具に物理的に収まるかを確認しましょう。特にカバー付きの器具は要注意です。

形状の種類とその用途

  • 一般電球形:最も一般的な形状。ほとんどの照明器具に使用可能。
  • ボール電球形:丸い形状で、装飾用や浴室などに使用。
  • シャンデリア電球形:細長い形状で、シャンデリアやブラケットライトなどに使用。
  • レフ電球形:内側が反射板になっている形状。スポットライトやダウンライトに使用。
  • T形電球:細長い円筒形状で、横向き取り付け式のダウンライトや電球形蛍光灯からの取り替えにも使用可能。

ステップ6:機能性を確認する(最終チェック)

LED電球には、特定の環境や器具で使用するために必要な機能があります。

イルミン博士

ここが以外に重要です。しっかり確認しましょう。

調光機能対応か?

壁のスイッチやリモコンで明るさを調節できる「調光器」付きの照明器具には、必ず「調光器対応」のLED電球を選んでください。非対応の電球を使うと、故障や火災の原因になることがあります。主にペンダント・シャンデリア・ダウンライト・スポットライトに使われています。

密閉形器具対応か?

浴室、洗面所、玄関灯、門灯、外灯(屋外器具)など、カバーで覆われた「密閉形器具」には、必ず「密閉形器具対応」のLED電球を選んでください。

LEDは熱に弱いため、対応していない電球を使うと熱がこもり、短寿命や故障の原因になります。

断熱材施工器具対応か?

天井に埋め込まれたダウンライトで、周囲に断熱材が施工されている器具(SB, SGI, SGのいずれかの表示がある)には、必ず「断熱材施工器具対応」のLED電球を選んでください。

これも熱がこもりやすいため、対応品が必要です。

【便利機能】人感センサー付きタイプも検討

トイレ、廊下、階段、玄関、クローゼットなど、人の出入りが多く、短時間だけ明かりが必要な場所には、「人感センサー付きLED電球」が非常に便利です。人の動きを検知して自動で点灯し、人がいなくなると一定時間後に自動で消灯します。

メリット

  • スイッチ操作の手間が省ける(特に両手がふさがっている時など)
  • 消し忘れを防ぎ、無駄な電力消費を抑えられる
  • 深夜のトイレなど、暗闇でスイッチを探す必要がない

注意点

  • センサーの検知範囲や角度、点灯保持時間を確認する
  • 器具によってはセンサーが正常に機能しない場合がある(カバーの材質、取り付け位置など)
  • 常時人がいる場所や、長時間作業する場所には不向き

見落としがち?LED電球交換の注意点とポイント

選び方以外にも、いくつか知っておきたい注意点があります。

ソケットがナナメや横向きの場合

ダウンライトのソケットがナナメや横向きの場合があります。適正な光の広がりや明るさを得られない場合がありますので、ご注意ください。

イルミン博士

斜めに取り付けられたソケットに対応した電球もあります。

LED電球の重さ

LED電球は、内部に電子部品があるため、従来の白熱電球より重い場合があります。特に古い照明器具や、多灯タイプの器具の場合、重さに耐えられるか確認が必要です。

電波干渉

まれに、LED電球が発生するノイズが、ラジオやテレビ、ワイヤレス機器などに影響を与えることがあります。影響が出る場合は、電球を交換するか、機器から離すなどの対策が必要です。

適切な処分方法

LED電球は水銀を含まないため、一般的には「不燃ごみ」や「有害ごみ」として自治体のルールに従って処分します。お住まいの地域の分別方法を確認してください。

【Q&A】LED電球交換に関するよくある質問

LED電球の寿命は本当に長い?

はい、非常に長いです。一般的にLED電球の定格寿命は40,000時間程度と言われています。これは、1日10時間使用しても10年以上持つ計算です。白熱電球(約1,000~2,000時間)や電球形蛍光灯(約6,000~10,000時間)と比べると、圧倒的に長寿命です。

「〇〇W形相当」ってどういう意味?

従来の白熱電球の「〇〇W(ワット)」の明るさと同程度の明るさですよ、という目安を示す表記です。LED電球自体の消費電力(実際のW数)はもっと小さいです。

例えば「60W形相当」のLED電球の実際の消費電力は7~9W程度です。つまり、同じ明るさでも消費電力は約1/8程度というわけです。

違うメーカーのLED電球を混ぜて使っても大丈夫?

基本的には問題ありません。ただし、メーカーや製品によって明るさ(lm)や光色(K)が微妙に異なる場合があるため、同じ場所で使う場合は、同じ製品で揃えた方が見た目の統一感は出ます。

取り付けられない場所や注意が必要な器具はある?

はい、あります。これまで解説してきたように、

  • 調光機能付き器具(調光器対応品が必要)
  • 密閉形器具(浴室、外灯・屋外灯など)(密閉形器具対応品が必要)
  • 断熱材施工器具(ダウンライトなど)(断熱材施工器具対応品が必要)

また、水滴がかかる場所や湿度の高い場所で使用する屋外器具には、器具自体に防水・防湿性能が求められる場合があります。LED電球のパッケージだけでなく、器具側の仕様も確認しましょう。適合しないLED電球を使うと、故障や事故の原因になります。

LED電球も消費電力が大きいものがある?

はい、同じLED電球でも製品によって消費電力が異なります。一般的に、明るいもの(ルーメン数が大きいもの)ほど消費電力も大きくなります。

例えば、60W形相当のLED電球なら7~9W程度、100W形相当なら13~15W程度が一般的です。また、調色機能や調光機能、スマート機能がついたものは、その分消費電力が大きくなることがあります。

LED電球による節約効果の計算例

1個あたりの年間節約額

一般的な60W形相当のLED電球(消費電力8W程度)を、従来の白熱電球(60W)から交換した場合の節約効果を計算してみましょう。

1日3時間使用の場合の年間電気代比較

  • 白熱電球(60W): 60W × 3時間 × 365日 ÷ 1000 × 30円/kWh = 約1,971円
  • LED電球(8W): 8W × 3時間 × 365日 ÷ 1000 × 30円/kWh = 約263円
  • 年間節約額: 約1,708円

投資回収期間の計算

  • LED電球の価格(例:1,000円)÷ 年間節約額(1,708円)= 約0.6年(約7ヶ月)
ほのか

つまり、購入から約7ヶ月で元が取れ、その後はずっと節約効果が続くってことよね!凄い!

電球の種類別比較表

電球の種類明るさ相当消費電力寿命年間電気代(3h/日)10年間の総コスト(電気代+電球代)
白熱電球60W60W約1,000時間(約1年)約1,971円約29,710円(電球交換10回含む)
電球形蛍光灯60W形相当約12W約6,000時間(約5年)約394円約5,940円(電球交換2回含む)
LED電球60W形相当約8W約40,000時間(約36年)約263円約3,630円(電球交換不要)

※電気代は1kWhあたり30円で計算。電球価格は白熱電球100円、電球形蛍光灯500円、LED電球1,000円と仮定。

8. 人気メーカー別LED電球の特徴

たむぞう

大手家電量販店で取り扱い点数が特に多い照明器具・電球メーカーをご紹介します。

メーカー特徴おすすめポイント価格帯
パナソニック高品質で信頼性が高い長寿命、密閉器具対応製品が充実中~高
東芝バリエーション豊富調光対応製品が多い中~高
オーム電機リーズナブルな価格基本性能を押さえた製品が多い低~中
ヤザワコーポレーションリーズナブルな価格基本性能を押さえた製品が多い低~中
アイリスオーヤマコスト重視で種類が豊富センサー付き製品など機能性製品が充実低~中

まとめ:最適なLED電球を選んで、快適な明かりを手に入れよう

LED電球への交換は、電気代の節約や環境負荷の低減につながる、賢い選択です。そのメリットを最大限に活かすためには、ご自宅の照明器具や用途に合った製品を正しく選ぶことが重要です。

今回ご紹介した6つの選び方ステップを実践して、あなたのお家にぴったりのLED電球を見つけてください:

  1. 使う場所の器具を確認(口金、サイズ、種類)
  2. 明るさ(lm)を選ぶ(口金とW数から目安を確認!)
  3. 光色(K)を選ぶ
  4. 光の広がり方(配光)を選ぶ
  5. 器具に合ったスペック(ステップ4参照)を選ぶ
  6. 必要な機能(調光、密閉、断熱材、センサー等)を確認する

初期費用はかかりますが、長期的には大きな節約になり、交換の手間も減り、環境にもやさしいLED電球。この機会に、ぜひ快適で省エネな、新しいあかりのある暮らしを始めましょう!

LED電球選びに役立つリンク集

※上記リンクは記事作成時のものです。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

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